なるべく子供を調停に参加させようという考えがあるようです。
これはその哲学の基本になっていると思われる論文です。
いいけど、慎重にやりなさいよ、というのが骨子ですね。
ちょっとシステムが違うので(調停員が子どものインタビューをする、
調停員はパブリックだったりプライベートだったりする、
調査官はいないが、仲介者とかがいる)
肩書を訳すのがちょっと難しいのですが、
まあ大意としてはこれでいいのでは。
子どもの意見を聞くのは基本的には望ましいことだけど、
注意せねばならないこととして、
- 子どもは必ずしも本心を述べない
- 子どもに余計なダメージを与えてはいけない
また調停員(日本なら調査官の仕事)は
- 子どもの置かれた状況を配慮する
- 子どもの心理について十分な知識と訓練
- ダメだとおもったら手を出さない
- 間接的に子どものニーズを調べる技術
うちの家裁はダメダメだわ、こりゃ。
ちなみにPASという言葉はでてきません。でも内容を示唆してはいる。
そういう場合には参加させないで、治療をさせろと書いてありますな。
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