2014年4月21日月曜日

概念の輸入の失敗?

たぶん女性の権利の拡大をやるときに、
まあ議員立法でばっばっと作ったみたいですが、
いろいろ「両論併記」的な微妙なところも、
どっちか一方の視点だけを仕入れたんじゃないかな。

DVは保護だけ。
子どもの意志を確認するのがいちばん大切。
みたいな。

ここでは、「子供の最大の利益」「ウェル・ビーイング(外界へ幸せに適応している状態)」
という観点がぬけおちた。
両方の親と子供の関係の維持が、これらに大切だということも。

なんでもそうだけど、うまくいっているシステムを変更するのって
けっこう難しい。えいやって全部とりかえるほうが簡単。
変えるのなら、もっとうまく行っているシステムをそのまま持ってくるべきだった。
すごいザルなことをやったから、
史上初の、精神を病んだ片親に全権を与える社会が誕生してしまった。
DV法の成立にご尽力された議員の方は、
その後、所属党内でえらくなられて、結局潰しましたよね、そこを。
ちょっと迂闊なんじゃなかったかね。

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