2014年2月16日日曜日

裁判・調査官の報告書

やっと出来てきた

どういうわけか、当初の予定にあった試験的面会交流は実施されず、
当初の予定より1か月もおくれて、報告書ができてきました。

あんまりにもぶっとんだ内容だったので、どこかで公開したいところ。

どこからつっこめばいいのだろう?

わたし、がっくりきてます。
心胆寒からしむるって言葉がありましょう?
あれ、本当に寒気がするんだなって。この一週間くらい、ぞくぞくして。
報告書から悪意を感じる。その悪意がこの寒けの原因だと思われ。
調査官に期待できないことはわかった。それがわかるところを、かいつまんで述べます。

申立書の内容を捻じ曲げた

報告書は、それぞれの主張を要約するところから始まっている。
ここからしておかしかった。

私の主張は主に、
妻がまったく面会交流に応じないこと、
妻が遠方の実家へと移住しようとしていて、実行されるときょうだいが分離されること、
引き離しによる悪影響が子供たちに悪影響を及ぼしていることだった。

ところが要約では、私がネグレクトを訴えて、引き渡しを請求していることになっている。
これによって、争点が、妻によるネグレクトの有無にすり替わっていた。

しかも、要約といいながら、文字数が減ってないんですよ。ただすり替えただけ(笑)。

彼らは、心理学について、まるで無知(か、そうふるまっている)

子どもに面接をする際に、誘導尋問をしている(何度も)。
これ、やってはいけないことの、基本中の基本ではないですか。
繰り返して誘導することで、特に子どもの記憶なんて、すぐ書き換えられてしまう。
こんなことも知らないのか、知っていて悪用しているのか?

片親から引き離された子どもに何がおきるかについて、
たくさんの研究報告があって、それらはわかりやすく本にまとめられています。
これについて私は面接の際に、何度も強調しました。
彼らは頷いて聞いていました。
私は、てっきり、話が通じているんだと思ってた。
でも報告書のなかでは、この話は一切、無視されていました。

わかったわかったと聞いて、実は無視するのって、だまし討ちだよね?
(引き離しが子どもに与える影響に関しては項を改めて書きます。)

あらゆる虐待の兆候を無視し、ものすごい楽観論で
普通の親子関係であるとこじつけている。
虐待を防止しようという発想は、まるでない。
二女なんて、追い払われてるんだよ、事実として。普通か、これ?
子供たち、二女が追い払われるプロセスを、ずっと見てたんだよ?
普通の関係だと言うか、これでも?

なんにしても、先行研究を知らなかったり、無視していれば、
何かを調査研究しても、発表の場なんか与えられません。
こいつら素人か、もっとタチの悪いゴロだぞと思われて、弾かれておわり。
もし私がレビューワーだったら、酷評してリジェクトです。
こんな素人が、調査研究して世の中にフィードバックって。無理。無理無理。

子の最善の利益なんて、どうでもいい

報告書のなかには、かなりひどい状況が克明に書かれていました。
段ボールが散乱してたとか。洗濯物が床に散らばってたとか。
階段においてあった荷物が崩れ落ちてきたとか。

子どもを父方に移せば、より適切な住環境が与えられるだろうし、
良好な関係だった姉たちにも会えるとも書いてある。

しかし、妻は家政婦を雇っているため、問題はそれほど大きくない。
と結論づけてます。だから、監護親を変更する必要はないと。

週一で通ってくれてる家政婦さん、おばあちゃんなのに。彼女にどこまで期待するんだ? 
それに、いつまで雇えるんだ? 
経済的には、妻はそのうち働くと言ってるから大丈夫、と結論づけてました。
この楽観論はなんだ? どこに根拠があるんだ?
母子家庭の半数が貧困状態にあるという報告を、調査官は知らない?
 
この、見て見ぬふりはなんだろう?
調査官たちは、親子のことには家裁は立ち入らないよと宣言しているようなもの。
子の最善の利益を守るのは監護親の義務であって、
裁判所は無関係だよと言ってる。ああ寒い。寒い。
ですますが保てないくらい寒い。
この人達は、子の人権の、最後の砦なのに。だれも子どもの味方がいない。
私にも妻にも弁護士はいるけど、だれも子どもの味方がいない。

自分たちの聞いたことしか考慮しない

短い時間で聞き取れることは少ない(ましてあのスキルじゃなあ)。
相手が真実を語るかどうかもわからない。
質問しないから、そこはたぶん判断できない。
しかし、提出されている物的証拠は、いっさい考慮しない。
自分たちが書き取ったことだけでストーリーをつくっていく。

しかも、この記録には明らかに偏りがある。
妻たちからの証言は、私と姉たちの証言の5ないし4倍の文字数で記録されていた。
姉たちの証言のなかには、妻の虚言癖についての苦情があった。
もしこの証言に適切な注意が払われていたら、妻の証言の真偽を検討できたろうに。
かれらはただ放置した。
実際、これまでに提出されているもろもろの証拠や、
客観的な事実と食い違う証言がぼろぼろ出ているのに、それはぜんぶスルー。

結局、調査官がしたことは、
ただ聞き取った内容を(真偽の区別も、正確さの重みの検討もなく)並べ、
そのなかから恣意的に証言を選びとっただけだ。
ご丁寧に、妻の発言が記録されていないことについても書き出して、結論を導いていた。
いわく、妻は、この看護状況を維持すると言っていると。

こんなこと言ってない、むしろ遠く離れた実家に行くことを強く示唆していたくらいで。
それに、仮に維持したかったとしても、経済的に不可能じゃないか。
寒いよ。バカなの? うっかりさんなの?

バカなのかクズなのか

専門知識も常識も持ってない、だから不見識なことをしがちだ、というなら馬鹿。
専門知識を持っていて、それを悪用しているのなら、人間の屑。さあどっち?

バカなら教育による改善の可能性がある。いや本当にバカだとだめだけど、
いくらなんでもそれはないでしょ?
やる気がない学生をたきつけてその気にさせて勉強させて、
ちゃんと食っていけるようにすることなら、
私にだってちょっとしたスキルと経験がある。

でもクズはなあ。かかわるだけ時間の無駄。
どっちなんだこの人達? いっしょに話していた時間、私はクズの匂いを感じなかった。
むしろ真面目で、職務に忠実な人々だとおもった。
この感覚は間違ってなかったと信じたい。

いや、人間て(正しいものではなくて)信じたいものを信じるクセがあるから、
気をつけねばならんのですけどね。信じる者に救い投げってね。
この問題の先達たちのブログを読んでいると、クズ説が強くて胸がいたい。
でもこれ、調査官個人じゃなくて、家裁の何かが悪いんじゃないか?
いろんな圧力が上司からあったりして、自分をひん曲げてるんじゃないのか? 
あの人達、あんなに真面目で、、、え、それは私の目が狂ってたの?
娘たちが言うように、父さんは人を見る目がないからなの?

まとめ

かれら、調査能力も、まとめる能力も、からきしです。
どこで何を習ったんだ? 研修するはずだよな?
研修したから、それで良いことになってないか?
それだけで、ちゃんと対策をとってるから、それで良いことになってないか?

彼らにはいろいろ期待があるし、私も期待してたけど、無理。とっても無理。
なんだろう、立脚点が違う。子どものことなんかどうでもいいらしい。
で、どこに立っているのかはわからない。
組織のためって説もあるみたいだけど、違うんじゃないか?
こんなことやってれば、裁判所への信頼が損なわれる。その危機感は、ないみたいだし。

二女は、それこそ母についている弁護士にあこがれて、
法曹界で働きたいなと、かつて言ってたです。
いま幻滅してる。これに関わる全ての大人に幻滅して、絶望してる。

子どもたちに恥ずかしくないのか?
彼らに恥はないのか??? 

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